かんたん農業簿記Q&A

問い合わせの多い質問やソフトを使う上での注意事項です。
登録作業での注意事項
〇元入金
資本金科目のない個人事業者に対し、個人事業者からの事業資金の組入れを処理する科目です。
元入金勘定の調整は通常期中においては行われず、期末において、事業主貸勘定と事業主借勘定の金額の差額が、元入金勘定へ振り替えられます。
かんたん農業簿記<複式>では日常の仕訳では利用せず貸借対照表作成時に自動計算されます。
〇預金出納帳
預金出納帳登録を行なう際には、必ず事前に通帳情報を登録してください。
また、仕訳登録後の通帳情報の削除は行なわないようにしてください。
〇出資金
農協、組合等の出資金は【有価証券】として扱います。
〇部門別販売代金の集計方法
あらかじめ部門ごとの販売代金科目を作成しておくことで、部門ごとの集計を表示させることができます。
①【初期設定】から【科目情報】をクリックします。
②部門ごとの販売代金科目を新規作成します。
必ず、青色申告科目は【販売代金】を選択します。
この登録を行うと、総勘定元帳では、部門ごとの販売代金集計を表示させることができ、決算書印刷画面では、それぞれの販売代金を総合した金額が表示されます。
Q&A
消費税課税事業者について
Q. 今年の販売額が1100万円位になりますが消費税はいつ納めるようになるのですか?
A.消費税法が改正されて、今まで3000万円以上の売上だったものが1000万円以上になりました。
質問の方は、15年度の販売額が1100万円と言うことなので消費税の課税事業者になると考えられます。
実際の消費税を納めるのは平成17年度分からとなります。従って、平成18年3月の確定申告の時には消費税の計算もすることになります。